浮かび上がる、沈み込む。

人生的にも感情的にも浮き沈みが激しいです。どちらかというと、溺れてると言った方が正しい。

ロールシャッハテストの結果についての話。

以前受けたロールシャッハテストの結果が出た。
学力テストの結果のような、グラフや数値化された表が渡されるのかと思っていたら、そういうものは渡されず、実際には医師と臨床心理士の間だけで「この患者にはこういう傾向がありますよ」というやり取りがされるらしい。

「どういう結果だったのか、どのような傾向があるのか知りたいのですが」と言ったら、心理士の先生がその場では口頭で説明してくれ、次のカウンセリングのときにワードで簡単に文章にまとめたものを渡してくれた。

・感受性・想像力が細やかで豊か
・思考面は比較的活発だが、現実から飛躍してしまったり悲観的な思考に陥ってしまったりする傾向がある
・自分と他者との境界が時々不明確になって、相手について我が事のように胸を痛めたり、感情を乱されたりすることがある
・情緒性を含む交流や刺激に対して緊張や葛藤を生じやすく、その際に不安感や表現不可能な程の衝動性が高まって、冷静さや客観性を見失うことがある
・情緒的なやり取りがない場面や刺激の少ない場面では、落ち着いた状態でいられる
・他者への共感性が備わり、人を求める気持ちもあるが、依存や愛情欲求にまつわる葛藤がある
・その葛藤故に、人と情緒的に接近すればするほど不安・恐怖感が惹起され、対人関係をまるごと受け止めたり、相手と直面したりすることを回避する方向へ向かいやすい

そして、ひとつだけ自分にとってかなり予想外だったのは、

・内面を安定させ保つ力が強く、それにより衝動突発的、短絡的な行動に走るのを避けることが出来ている、苦痛を感じても内面に保持して留めておくことが出来る

という結果だった。

そんな訳がない、だってそれならこんな風に通院するようになんてならないんじゃないか、と内心思った。
けれどそうではなくて、内面保持力が弱ければ、私はとっくに突発的に自殺を図って死んでしまっていたかもしれないし、アルコール依存症になっていたかもしれないし、買い物依存やギャンブルにのめり込んで借金を抱えて破産していたかもしれなかったかもしれない、ということだった。

正直、その内面保持力の強さが果たして良いものなのかどうか自分では分からない。
「弱かったらとっくに死んでいたかもしれない」なら、弱かった方が何年も何年も「消えたい」とか「死にたい」とか苦しい思いを抱え続けずに済んだかもしれないのだ。

けれど同時に思うのは、もし内面保持力がより弱かった場合、私は今よりもっと酷い症状に苛まれ、例えば幻覚や幻聴に悩まされて、仕事をすることも出来ず、ごくごく一般的な社会生活を送ることもままならなかったかもしれない。そう考えるとひどくゾッとする。

何が良くて何が悪いのかなんて分からない。結局は受け止め方次第なのかもしれない。内面保持力の強さは果たして私にとって良いことなのか、そうでないのか。

せめて悪いことではないのだと思えるようになれたらいいな、と思う。